自転車で煙草片手に夜の住宅街を旅してきます。では。

帰ってきた

自転車でうろうろしてきました。冴えない頭で赤羽まで行ってみようかと思ったけどそこまでできませんでした、私はハチクロの竹本君ほど戸惑ってはいないようです。ファミレスの前でトヨタのセダンに乗った普通に幸せそうなおじさんに道を譲られました。月がとてもきれいだったので公団住宅の最上階まで行ってそこで月をぼんやり眺めながら煙草を吸いました。住宅街は静かに寝てます、月は薄い雲をかぶってとてもきれいに輝いてました。きっとみんな普通に幸せなんだと思います、私も普通に幸せなんだと思います、ただそういう時どういう顔をしていいのか時々分からなくなります、ひとりぼっちではないみたいですから。
そんな事を考えながら家に帰りました、奴はいびきをたてずに寝てました。私も竹本君も一緒です。