正確には昨日の話

古本屋にて68年と71年の美術手帖を買う。68年の方の特集が68年度ヴェネチアビエンナーレだった。んで、ライターが感想で「今回はダルダルでパンフ1000部しか刷ってねーとかありえねー、んで750部がマスコミ用だってよ、アホかよ、何回電報打ったかわかんねー」みたいな(細かいところはウロ覚え)事を書いていたのが妙に焼きついてる。電報って時代を感じる、画材紹介のページにスクリーントーンとインスタントレタリングが載っていた。後輩に「レタリングって知ってる?」と聞いたら「レタリングってなんですか?」と逆に聞かれた、「…フォントみたいなもん?」と答えた、絶対まちがってるだろそれは。まぁ1ドル360円の時代だしな。この頃まだ1ドル360円だったよな?。これでも政経選択だったのに!

和田誠と私たち

喫煙所でニヤニヤしてヤニヤニしてたらハイライトって受験生の吸う煙草だと言う話を聞く、ローマ字読みしたら「はいりてー」だからだそうだ。この水色がいいんだよ!高度経済成長を感じねぇのか!!

IAMASと私たち

「いあます行こうかな」「まじすか、笑」「いあますってどこにあんの?」「金沢じゃないの?」「神奈川?」「いや、石川県の方」「いや違うだろ」「奈良でしょ?」「え、長野じゃないの?」「国外じゃないのか」「まさか」「でもいあますだぜ」「そもそも本当にあるのか?」「あるだろ」


正確には岐阜でしたよ。gif県。
名前が先走りして場所覚えられてませんよ、いいのか。
なんかそんなことにはこだわらなそうだからいいんだろうな。

どうでもいい話ですが3年間学校いて何の技術もつかないでいたのは皆さんご存知かと思いますが教養もばっちり身についてませんでした、情報文化とか映像芸術*1とか記号論とかやってたのにすべて頭上を通過していきました。焦りはしていますが必要としていない自分を改めて眺めていてアホだなぁと思ってます。
美術系の学生が「感性がいいよね〜」とか言われて小躍りしてる姿を見て心底きもいと思うひねくれた私たちです。
そのくせ「こう、ごぁっと、むぁっと、もぅっと、さぁ…?」というわけ分からん感嘆詞と形容詞を並べていつも無理矢理話を分からせようとする私たちです。
つぅ訳で今からライプニッツ読んで理解しようと思うから誰か横にいて助けろ。

*1:この際言っちゃうけど私はメディアアートと映像芸術の差異がきちんと説明できないくらいアホなので混同させていつも話してますよ!